2010/06/05 【「勇気」と「希望」でひきこもりから抜け出そう!】
前回は、ひきこもり(精神科的な問題が主な原因ではない群)の人た
ちを、「自己効力感」は高いけれども、「結果期待」が低いA群、
「自己効力感」も「結果期待」も低いB群、そして「自己効力感」は
低いけれども、「結果期待」が高いC群、に分けてみました。
私の完全な主観ですが、とても極端な言い方をすれば、...
2010/06/05 【自己効力感】
「漫画家になる」「小説家になる」「総理大臣になる」「宗教家になる」
今までお会いしてきたひきこもりの人たちの中には、このようなことを
いつも口癖のようにしている人たちがいました。彼らは決まって、「○
○は○○だから駄目なんだ」「○○の絵は全く駄目だ」「○○のせいで
こんなひどい状況になっているんだ」と他人の批判というか、攻撃も同
時に口にします。...
2010/03/25 【家庭訪問】
高校生以上、場合によっては30代以上の男性でひきこもりの相談を
いただく場合、数カ月から数年家族以外の人と接触していない場合も
あります。
ご相談に来られるのは、もちろんご両親ですが、まず本人と会うこと
について、「会えるはずがありません」「来て(訪問)もらっても無
駄だと思います」ということをおっしゃいます。...
2010/01/21 【こころから「遊ぶ」こと】
「友人になる」言葉に書くのはたやすいですが、ひきこもり・不登校
の方たちと「友人になる」「関係を作る」という作業は、少々根気の
いることだと感じています。...
2009/12/12 【テレビゲームを考える】
今日はゲームについて思うところを書いてみたいと思います。多くの
不登校の生徒さんのお部屋には、テレビゲームに限らず、カードゲー
ム、漫画、アニメ、など様々な娯楽のおもちゃがそろっています。
経済的に裕福な家庭では、「PS3」「Wii」「DS」「PSP」
とそれらに付随するソフト類、さらにはネットワークにつながったパ
ソコンまで、とフル装備のお宅もあります。...
2009/10/22 【主体的な治療】
精神科的な治療には、三つの異なる視点が存在するように思います。
ひとつは「生物学的な治療」もうひとつは「社会心理学的な治療」、
そして「主体的な治療」です。「生物学的な治療」とは、薬物療法を
代表とした身体へのアプローチです。「社会心理学的な治療」とは、
環境調整を主体とする、その人の周りに対する働きかけです。
では、「主体的な治療」とは、どのようなものでしょうか。今回はこ
れに焦点を当ててみようと思います。...
2009/08/27 【「外に出る」こと】
「こころの家庭教師」の活動をしていて、長年部屋に閉じこもってい
る方と一緒に部屋や家の外に出るということは、ひとつのステップと
して重要だと感じさせられます。...
2009/07/16 【自分の力を発揮する】
「自分の内にもともと存在する力を引き出す」この言葉は、私たちの
とりくみの大前提となっている言葉です。
おおくのひきこもり状態にある方は、自分の"力"に気付くことが困
難な状態にあるのだと感じます。いろいろな理由があって不登校やひ
きこもりの状態になるわけですが、この期間が長く続くと、自分でも
何とかしたい、今のままではいけない、と思いつつも、外に出ること
が億劫になったり、必要以上に不安や恐怖を感じたりすることがあり
ます。...
2009/05/15 【不安や恐怖と闘わない】
「不安」「恐怖」「怒り」「喜び」「悲しみ」etc.わたしたちはいろ
いろな場面で、いろいろな感情が湧きあがってきます。
今月から、「森田療法」の研修会(全12回)に参加させていただい
ています。以前から関心があり、書籍などは読んでいたのですが、実
際に研修会などに参加したことはありませんでした。今回は、縁あっ
て参加させていただいたのですが、「自分を受け入れる」ことの大切
さを感じています。...
2009/04/28 【遊戯王とお散歩】
最近は、訪問先での「遊び」のために、PSPのゲームや、遊戯王、を買
ったり、何十年振りかで少年ジャンプなんかも読んでいます。仕事のた
めと始めるのですが、遊戯王なんかは、少しはまってしまい、大人買い
でカードを集めてしまっています。...
2009/03/02 【居場所】
こころの家庭教師」のご依頼は、ほとんどの場合がご両親、特にお
母さんからいただきます。不登校になってすぐにご連絡いただく場合
もあればそうでない場合もありますが、不登校や引きこもりの状態に
なって、数カ月たってからご連絡いただく場合が多いように思います。...
2009/02/25 【環境調整】
以前もここで書きましたが、ひきこもりや不登校に至る要因には、実
にさまざまものが存在します。病気や性格的な問題が大きな要因とな
るばあいもあれば、特定の仲間や友人との問題で、不登校に至ってし
まうケースもあります。...
2009/01/17 【思考実験「チャレンジ」】
「泣いてもいいけれど、泣いてばかりではダメなんだね」
こころの家庭教師でご一緒している、高校生の女の子が言ってくれた
言葉です。その言葉を聞いて、私はとても感動しました。...
2009/01/05 【数年ぶりの電話】
私がお付き合いしている、20代以上のいわゆる「社会的ひきこもり」
と呼ばれる人たちは、精神科的な病気が第一の要因ではないといえ、
何年もの間人との接触を遮断してきたため、具体的に動き始める(勉
強、仕事、家事など)ということに多くの困難を抱えています。...
2008/11/14 【Nobody's Perfect 完璧な親なんていない!】
「Nobody's Perfect」というプログラムをご存知でしょうか。
このプログラムは、0歳から5歳までの子どもを持ち、子育てがむずか
しいと感じている親たちのためにカナダ保健省が開発したものです。...
2008/08/11 【「気持ちを伝える」大切さ】
「こころの家庭教師」でいろいろなお子さんとお会いしていると、
「自分の気持ちを素直に伝える」ということを不得手としている
方が多いなぁ、と感じることがあります。...
2008/07/30 【「褒める」「共に喜ぶ」】
夏休みに入り、「こころの家庭教師」も2時間お時間をいただくケー
スが増えてきました。
勉強や習い事の学習と、遊びや運動などを1時間ずつわけて取り組む
のが一般的です。
そんなとき、私は...
2008/07/22 【パニック障害】
夏休みを前に、「こころの家庭教師」のお問い合わせが増えてきてい
ます。休み前に学校に行けない状況になったり、抱えている問題をこ
の機会に何とかしたいと、ご利用を希望されるのだと思います。...
2008/07/08 【自分の気持ちを伝える(表現する)】
『自分の気持ちを伝える(表現する)』
いろいろな場所で、いろいろな方とお話しますが、このわずか11文字
の言葉を実現することを苦手とする方が多いように感じています。...
2008/06/06 【息切れ】
突然ですが、皆さんは「息切れ」することはありますでしょうか。
私はひきこもり支援の中で、保護者(お母さん)、本人、メンタル
パートナーの三者で、ノートを交換することがあります。...
2008/05/29 【自助グループのご紹介】
「こころの家庭教師」では、ひきこもりや不登校、発達に問題を抱え
る方々に、個別的な支援を提供しています。外の世界とまったく接触
が取れない状況であったり、そのことに強い緊張や不安を抱いている
場合には、まずはこちらからコンタクトを取って、家庭などで支援し
ていくことが大切と感じているからです。...
2008/05/23 【「言葉」の持つ意味】
「こころの家庭教師」でご家庭に訪問し、お話を聴いたり勉強を一
緒にする際、本人の部屋に入れていただく機会が多いのですが、た
いてい、一つや二つ、部屋の壁に穴が開いています。ガラスの戸棚
などは、ガラスが割れ、ガムテープなどで応急処置が施されたまま、
という場合もあります。...
2008/05/15 【家族カウンセリング】
「子どもがうらやましい」
こころの家庭教師を利用いただいている中学生のお母さんがぽろっ
とおっしゃいました。「うらやましいってどういうことですか?」
とおうかがいすると、...
2008/05/01 【「褒める」「認める」ことの重要さ】
この4月から、船橋のカウンセリングルームで、一般のカウンセリン
グ業務を開始しました。不登校やひきこもり対応の方でも、カウン
セリングルームまで来ることができる方には、来ていただくことも
提案しています。...
2008/04/25 【モラトリアム】
「こころの家庭教師」は、下は5歳の幼稚園児から、上は31歳の社会
人まで、幅広い年齢の方にご利用いただいています。最近の傾向と
してはやはり、20代以上のいわゆる「社会的ひきこもり」の方からの
問い合わせやご利用が増えてきていると感じます。...
2008/04/18 【新入学生の不登校】
新学期が始まり、子どもたちは大なり小なり緊張した気持ちを持っ
ているのではないでしょうか。幼稚園、小学校、中学校、高校、そ
して大学や会社と、あたらしい環境で生活を始めることは、私たち
大人が理解しているよりも、ずっと大変なことかもしれません。...
2008/04/02 【ひきこもりへの介入について】
今回は、ひきこもりという事態に対して、私人または公的機関が、
何らかの介入を行うべき場合と介入の法的許容条件について、池原
先生の論文から要点をご紹介したいと思います。...
2008/03/05 【小冊子「これで安心!ひきこもりを卒業させる5つの法則」】
実は、現在、「これで安心!ひきこもりを卒業させる5つの法則」
という小冊子を作成しています。来週中には出来上がってくるので
すが、ひきこもりやその不安をかかえるお母さん向けに書いた、ひ
きこもり支援の入門書的な冊子です。今日は、そのさわりをここで
紹介させていただこうと思います。...
2008/02/27 【ひきこもり=「問題」をかかえた人】
長年、ひきこもりのかたと生活しているご家族は、とても疲れてい
ることが多いように感じます。本人が家庭内で暴言を吐いたり、暴
力に訴えることがあればなおさらです。...
2008/02/13 【小学生の不登校】
今日は小学生の不登校の方と、お話しする機会がありました。まだ
不登校の状態になってまもない女の子でしたが、そのきっかけを聞
くと、やはり友達からのいじめならぬ「いじり」とのことでした。...
2008/01/09 【ひきこもりの精神医学的理解】
今回からひきこもりへ対応について書いていこうと思った
のですが、もうすこしひきこもりについて、精神医学的に理解し
ていく必要があると感じましたので、今回は「ひきこもりの精神
医学的理解」という題で、書いていこうと思います。
近藤直司先生による、「青年期ひきこもりケースの精神医学的理解」
から抜粋させていただきます。...
2008/01/02 【ひきこもりによって生じる問題】
今回は「ひきこもりによって生じる問題」について書いて
みたいと思います。このコラムを読んでいただいている方は当事者
やご家族の方々が多いと思いますので、今回のテーマについては経験
から既知のことと思いますが、あらためて整理してみたいと思います。
井上洋一先生の「思春期・青年期のひきこもりに関する精神医学的研
究」からの抜粋です。...
2007/12/27 【ひきこもり事例の有病率】
今回のテーマは、「ひきこもり事例の有病率」に関して
興味深い研究をご紹介したいと思います。
ひきこもりについては、その事例の一般人口中の有病率について
実証的なデータが少ないのが現状です。今回ご紹介する研究は
厚生科学研究補助金による研究で、金吉晴先生の「若年者における
ひきこもり事例の有病率に関する予備調査」(要旨)です。...
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