2008/09/01 【危機管理】 | ひきこもり・不登校支援は、臨床心理士によるこころの専門家集団「こころの家庭教師」へ。

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2008/09/01 【危機管理】

先日、スクールカウンセラーの研修会に参加させていただきまし
た。

テーマは「危機管理」です。...

学校場面で想定される「危機」といっても、様々なことが頭に思
い浮かびます。

本人や家族、また友人などに関する個人レベルの危機から、災害
や社会不安、また大きな事件など地域や社会レベルでの危機まで
その形態は多様です。

阪神大震災や、学校内での凶悪な事件を目の当たりにした私たち
は、「こころのケア」の必要性を、今や当たり前のように考える
状況になってきていますね。

ニュースでも、「こころのケアのため、専門家が派遣されました
」「臨床心理士がこころのケアにあたっています」と良く聞くよ
うになったと感じるのは、私だけではないはずです。

「危機」に対して行われるのが「緊急支援」ですが、その目的は
次のように規定されています。

・こころに傷を負った人をこれ以上増やさないようにする
・こころに受けた傷がこれ以上深いものとならないようにする
・こころに傷を負った人ができるだけ自然でスムーズな形で日常
 生活に戻れるようにする

児童生徒だけでなく、保護者や教員も支援対象となりえます。


「こころの家庭教師」では、このような緊急支援を目的とはして
いませんが、不登校やひきこもりのきっかけとなったことを、聴
いていくと、家族の不幸や学校内でのひどいいじめなど、個人的
な危機を経験している子も少なくありません。

言い方を変えれば、その子に必要だった「緊急支援」がうまく行
われなかった可能性もあるのではないでしょうか。

もちろん、「こころのケア」がすべての問題を解決するわけでは
ありません。ある程度の時間もかかりますし、物理的に解決すべ
き問題も重なっている場合も多いからです。

しかし、タイミングよく関わることで、より早く通常の学校生活
に戻れることは、あるのだと思います。

関わりのタイミングを逸した場合には、ひきこもり状態が例えば
長引いたり、2次的に問題が派生してくる可能性もありますよね。


「危機状態」において体やこころに生じる様々な現象は、正常な
反応であると理解されています。このような経過を経て、人は「
危機状態」を理解し、こころの納めて行くのだと思います。

ただ、その反応が長引いたり、時間が経ってよみがえってきたり
と日常生活に異常をきたすような場合は、早期に適切な対応が必
要となります。

私たちは生きていく上で、いろんな人から支援をもらっています。
親兄弟に限らず、近所の人たちや、会社の人たち。

自分のこころに大きな傷ができたり、負担がかかったり、自分一
人では抱えきれない思いがあふれてきたり、そんな時は第三者に
話を聴いてもらう、専門家を利用する、こんなことが日常的に行
われるようになれば、いいのになぁ、と思っています。


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