夏休みに入り、「こころの家庭教師」も2時間お時間をいただくケー
スが増えてきました。
勉強や習い事の学習と、遊びや運動などを1時間ずつわけて取り組む
のが一般的です。
そんなとき、私は...
「今日は初めの1時間勉強?それとも遊び?どちらにする?」
と子どもたちに決めてもらっています。多くの子どもはまず、遊びか
ら入りたがります。パートナーと関係ができてくると、次回の訪問を
こころまちにしてくれているケースも少なくありません。
まずは、1週間待っていた気持ちを一気に吐き出したいと、遊びをは
じめに希望するのでしょうか。
一緒に遊ぼうと思っていた遊びを、次々に提案してくれます。遊びの
あとには勉強があると分かっている分、遊びにも集中できるのです。
こちらも、この時ばかりは、夢中になって遊びます。もちろん、子ど
も達の行動には目を配りますが、自分が楽しんでいない限り、子ども
達も楽しめませんよね。
あらかじめ時間配分を伝えてあるので、
「これが最後のゲームだね」
と伝えるだけで、ちゃんと時間を守ってくれる子どもたちがほとんど
です。ADHDと診断されている子どもであっても、遊びが充実して
いれば時間を守ってくれます。
次は勉強の時間です。
「こころの家庭教師」をご利用いただく子どもたちは、学習の面で、
なにかしら困難を抱えていることが多いと感じています。
全体的な知能は、問題ないのだけれども、特定の科目、たとえば国語
特に作文などが全く駄目であるというようなケースです。
勉強については、「褒める」ことを重視しています。普段、学校や塾
で、できない、わからない、という経験を多く積んでいる割には、出
来た時の感動や、褒められるという体験が乏しいように思います。
ですから、この場面ではたとえ簡単な問題であっても、解けた問題に
ついては、全身全霊を込めて、褒め、共に喜びます。
解けない問題であっても、子どもたち自身で選択ができるように促し
出した結果を最大限尊重します。
周りから見たら、当たり前のことかもしれませんが、「褒める」こと
の力強さを知っている私たちにとっては、「褒め」「共に喜ぶ」こと
は最も大切な対応の一つだと感じています。
「勉強」を教える家庭教師としては、失格かもしれませんが、私たち
は「こころの家庭教師」ですから。
また、褒められ感じる「出来た感」は、集中力を高め、次の問題への
意欲を掻き立てます。
もう一問問題を解けば、同じような気持ちを、もう一度味わうことが
できるからです。
小学生が1時間集中することは、それほど簡単なことではありません。
しかし、私たちがご一緒しているみんなは、途中席を立つこともなく
まるで遊びの延長のように、勉強に取り組んでくれます。
もしかしたら、遊びも勉強も、私たちにとってそれほど境界が明確で
はないのかもしれませんね。
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