最近は、訪問先での「遊び」のために、PSPのゲームや、遊戯王、を買
ったり、何十年振りかで少年ジャンプなんかも読んでいます。仕事のた
めと始めるのですが、遊戯王なんかは、少しはまってしまい、大人買い
でカードを集めてしまっています。...
中学生ぐらいまでの子どもたちであれば、やっぱり関係を作るのために
同じ趣味をもつ、ということは強いと感じます。
「何か悩みはあるのかな??」と部屋に入って行ったって、拒否されま
すよね。もちろん場合によりますが、可能であれば事前に趣味やすきな
ものを聞いておいて、「一緒に遊戯王しない?」と自分のカードを見て
もらったりします。
私たちの目的は、こどもたちの「元気」を取り戻すことです。「元気」
が戻れば、結果として学校に戻ったり、新たな道を自分で探して歩みだ
したりできるからです。
元気を取り戻す方法も、やはり人それぞれです。上述のようにある程度
エネルギーのあるこどもであれば、遊びから入っていけますが、話すの
も合うのも緊張する、というこどもには、時間をかけて慣れてもらい、
やがて部屋に入れてもらい、そして一緒に散歩したり、場合によっては
相談室まで来てもらう練習までしたりします。
それぞれが持っている問題が様々であるので、それを解決したり軽くし
たりして「元気」を取り戻すの方法もさまざまだと思うのです。
今日はとても天気が良い一日で、訪問先で「散歩」を提案してみました。
はじめての、突然の提案ではなく、伏線は以前から引いてありました。
対人恐怖などが強く、外に出られないこどもたちにとっては、外にでて
遊んだり、散歩したり体を動かすことはとても重要だと思うからです。
外に出る前には、「~が心配だ。~が不安だ。」と不安ばかりが先に立
つものですが、実際に、外に出てみると「それほどでもない」という感
覚を得られるものです。この「感覚」を大事にしたいと考えています。
これは、他人から言われても得ることができない貴重なものです。私は
これを繰り返すことで、不安が低くなるのだと信じています。
今日も「散歩」の提案は否定されると思ったのですが、小さく「うん」
とうなずいてくれました。本人にしてみれば本当に久しぶりの散歩です。
いきしなは、通行人に限らず、周りを飛ぶハチやチョウにまで過敏に反応
していましたが、40分ほど公園でお話をした帰りには、行きに感じた不
安は「そうでもない」とのことでした。
行きつ戻りつの現状で、小さな一歩ですが、この積み重ねが、やがて彼ら
の問題を解決してくれたり、軽くしてくれることを心から祈りながらのお
散歩でした。
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